北野について

about kitano

北野について

about kitano

異国情緒の面影と六甲山を
望む自然が調和した町

神戸の中心部として賑わう三宮・元町からも好アクセスの、北側の高台に位置する北野。1868年の神戸港開港後、来日する外国人から西洋の文化が流入し、今なお残る歴史的建造物や食文化が育まれており、国内外から多くの方が訪れ、愛される神戸随一の観光エリアとなっています。

歴史

story

1867年に神戸港が開港され多くの外国人の移住が進む中、港が南に一望できる環境のよい山手の高台に外国人住宅である異人館が集まり、様々な国の文化が混ざり合いながら北野エリアは大いに賑わいました。その後、第二次世界大戦での被害も大きく、異人館街の衰退が進みましたが、1977年放送のNHK連続テレビ小説「風見鶏の館」で取り上げられたことにより人気が沸騰し北野 町界隈は一躍観光地として有名になりました。
1980年に重要伝統的建造物群保存地区に指定され、現在も地元やボランティアの方々など多くの方の協力のもと、街全体でこの景観を保存しようと努めています。

北野の魅力

Attractive

うろこの家

#異人館街

北野散策で外せないのが「異人館街」です。国の登録有形文化財「うろこの家」をはじめ、風見鶏の館や神戸北野美術館、萌黄の館やラインの館など個性的でフォトジェニックなスポットが多数。ノスタからの徒歩圏内にあり年間多くの観光客が訪れる神戸観光のハイライトです。

宗教施設

#様々な宗教

異文化を受け入れ共存してきた北野エリアは、徒歩圏内に様々な国の宗教施設が点在しており、世界的にも非常に珍しい地域となります。日本最古の神戸ムスリムモスク、ノアの箱舟をイメージした外観が特徴的なカトリック神戸中央教会、エキゾチックな存在感を放つジャイナ教寺院、神戸の街を一望できる“天空の神社”北野天満神社。など徒歩10分圏内に10を超える宗教施設があり外観だけでもフォトジェニックで北野を語るに欠かせない魅力となっており、「世界文化遺産」への登録も目指しております

北野の街並み

#異国情緒溢れる街並み

フランスのパリを見渡すことができる高台にある地区「モンマルトル」と神戸北野・山本地区は友好提携都市を結んでおります。世界的に有名な多くの芸術家たちが愛し住んで いた場所で、今も多くの画家やアーティストが訪れるモンマルトル。市内が一望できる高台に位置し、カフェやショップが建ち並ぶエリアとして北野と同じ特徴があります。異人館をリノベーションしたお店(スターバックス、にしむら珈琲店、パンとエスプレッソ)も点在するなどし、街散策だけでも異国の地を訪れたような楽しみ方が出来るのも魅力の一つです。

神戸阿利襪園

#オリーブ

あまり知られていないかも知れませんが、北野はオリーブ発祥の地でもあります。1879年日本に初めてオリーブ園(神戸阿利襪園)が造られ550本の苗木が植え付けられ、オリーブオイルも搾られていました。その跡地は「世界一の朝食」で知られる北野ホテルとなっており、記念碑が設置されています。現在では日本の食卓に欠かせないオリーブの発祥は、実は北野にあります。

パールストリート

#パールストリート

真珠の加工に必要な安定した光が、六甲山に反射して北側から得られる事もあって、北野町には多くの真珠関連業者が集まる、通称「パールストリート」という通りがあります。神戸は世界で流通する真珠の70%の選別加工を行う世界有数の真珠の加工・集積地となっているため、北野エリアでも真珠製品を取り扱う多くのお店が点在します。

インフィオラータ

#インフィオラータこうべ

1997年から開催され神戸を代表する春のイベントとなった「インフィオラータ」も北野で行われております。イタリア発祥とし、道路や広場に花で描くイベントで、阪神淡路大震災後に「傷付いた神戸を美しく彩りたい」という想いから神戸でも開催されました。毎年設けられるテーマに合わせてボランティアの方々と一緒に制作され、北野坂一面を大きな花絵で埋め尽くし、毎年40万人を超える来場者が北野の街に集まります。